エクステリアのリフォームガイド

エクステリアのリフォームの最適な時期や内容ついてご案内しています。

バルコニーのリフォーム

屋外の鉄製塗装部分の耐久年数は5年程度。築20年前後での大規模リフォームでは、ぜひアルミ製のベランダ(バルコニーに屋根のついたもの)へのリフォームをご検討ください。劣化が早い場合には、バルコニーに屋根だけを取り付けることも可能です。屋根があればもともと風雨に強いアルミ製部分はもちろん、部分的に使われる鉄製部分の劣化を遅らせることができます。またご購入にあたって、小さなお子様やご高齢の方のいる場合は特に、出来るだけショールームなどで実物をご確認いただくことをオススメします。手摺の間隔や床面の材質などをよくご確認いただければと思います。

YKKAPより、大型空間バルコニー"エアキューブ"_WBSS0102の施工イメージ

テラスのリフォーム

テラスとバルコニーやベランダの違いは、テラスが窓で仕切られた室内外を段差を作らず延長させた部屋の一部である点です。本来的にはこういった違いがありますが、実際のところは室外スペースをそこまで拡張できるケースは都市部では少なく、室外に床が続かない奥行きの狭い場所でも設置できるものが殆どです。テラスをご提案する理由は、住まいの中だけでなく、外にあるスペースの使い道を考えるという発想が、楽しい住まい作りの可能性を広げるためです。外壁より外側の有効利用という観点を持てば、例えば建物の前に駐車スペースのあるお住まいは外壁にオーニング(可動式の日差し除け)を取り付けて、車のない日に駐車スペースをテラスに代用するといったアイデアも浮かんできます。外にあるスペースの使い道を考えると、リフォームは暮らしを更に楽しくします。

トステムより"アルファテラス(L型木目調)"の取付例

ウッドデッキのリフォーム

楽しむことで、その空間も美しくなるガーデニング。ガーデニングの流行とともに、1坪サイズから本格的なテラス使用のものまで、ウッドデッキは注目を浴びているリフォームアイテムです。 小規模なものであればDIYでリフォームする方もいらっしゃいますが、材料選びを間違ったり、下打合せが十分でない場合にはプロに任せてさえ数年で腐らせてしまうケースもあるようです。 廃プラスチックと木粉50%ずつで構成されたリウッド(人工木)のウッドデッキなら、木の風合いは残しつつ、天然木よりはるかに耐久性・耐水性に優れています。世界中の森が減少する中、環境に優しいエコアイテムの1つであるリウッド(人工木)のウッドデッキ。自然を愛するガーデナーの方にこそ、ぜひご検討いただきたいと思います。

トステムより、ウッドデッキ"リコステージⅡ"の取付例

カースペースのリフォーム

敷地内における駐車位置や収納台数などにより、様々なカーポートがあります。自動車のみならず、自転車の駐輪お車の手入れが格段に楽になるかと思いますので、買い換えの際などには伸縮タイプあるいは跳ね上げタイプのカーゲートなどと合わせてご検討になってみてはいかがでしょうか?

トステムより、カーポート"ルーフポートシグマIII(壁付けタイプ)"の取付例

玄関のリフォーム

玄関ドアの耐久年数は材質によって、また気象条件によって異なります。蝶番(ちょうつがい)の緩みや鍵穴のサビといった老朽化の兆候は、日々の生活に支障が出るので、修理の必要性に早い段階で気付くことができます。最近は扉周囲の壁まで壊す必要のない扉がたくさん作られているので、扉のリフォームをしても意識が行きにくいのですが、玄関口内部の状態も一緒に確認しておくことをオススメします。例えば段差の少ない作りになっているか、滑りやすい大きなタイルを使っていないか、かがまなくても靴の履ける移乗スペースはあるかなど・・・お住まいをご 購入になった当初は必要のなかったバリアフリーの視点も、リフォームの際は常に意識していただくのが先を見越した経済的リフォームです。

外壁のリフォーム

外壁塗装の耐久年数はものによって5年~15年程度。築10年を過ぎるとお住まいの外観は汚れが目立ち「帰って来たい家」とは程遠くなってきます。住宅の塗り替えに使う外壁塗装は価格と耐久性のバランスで考えるとシリコン樹脂などが良いとされてきましたが、最近は光触媒技術の導入により、15年以上光沢劣化のほとんどない塗装も開発されるなど、この分野も日進月歩です。