リフォーム時期
工期的にもコスト的にも、天井や壁の貼り替えと一緒に行うのが良いと思われます。床仕上げ材には様々な材質のものが使われるため老朽化が目に見えるタイミングも一概には言えませんが、例えば木質系床材に見られるひび割れ、剥がれや腐食が生じた時です。床は壁や天井と違い毎日人が上を歩く分だけ損傷も大きい部分です。傷や凹凸は思わぬ怪我につながる可能性もありますので、早めの対処を心がけてください。
リフォーム内容
早い段階であればコーティング剤を塗る方法で施工済みの床仕上げ材の寿命を延ばすリフォームも考えられますが、多くのケースは貼り替えとなります。また、バリアフリーを視野に入れた段差の解消などもございます。尚、コルクタイルについては部分的な貼り替えも可能です
ワンポイントアドバイス
床は壁や天井などと違い、常に人が触れる場所です。そのため、床のリフォームの際は特に歩きやすさや感触、機能性を意識した床材選びをすると失敗がなくなります。水まわりでは耐水性、階段部分とその付近では防滑性、直に座ることのある部屋では弾力性や保温性、と場所に合わせて求められる機能が異なります。床は上から別の床材を敷いて使用することができるため、機能性を重視してもインテリアの一部としてのデザイン性を諦める必要がありません。じっくりご検討ください。
床暖房のススメ
暖かい空気を対流させるエアコンなどと違い、床から熱を伝導させる床暖房はいくつものメリットを生みます。床暖房はとても健康的な暖房器具で、家族みんなが元気でいるという最も重要なことに大きく貢献します。電気代やガス代の節約にもなり、まさに一石二鳥と言えるのです。
- 風を熾さないのでホコリが舞いません。
- 水蒸気が発生しないので結露をおこしません。
- 水蒸気が発生しないのでカビやダニの要因になりません。
- 乾燥の要因になりません。
- 臭いが出ません。