お子さんの年齢にあったお部屋の模様替え
- 購入予定の中古マンションの1室を、3才の女の子の子ども部屋にと考えています。壁紙を探していますが、成長の早さを考えると選択に迷ってしまいます。何かアドバイスがあれば教えてください。
- 10年後のお子さんの年齢を考慮に入れて絞り込んでみてください。
壁紙は、材質にもよりますが5年ほど経過すると日焼けや貼り合わせ部分が目立つようになってきて、耐用年数は10年といったところです。子ども部屋ですと大人の方がお使いになる内装よりは汚すことも多いですし、10年したらリフォームするという前提で、その間のお子さんの年齢、成長に合うデザインを選択されると良いかと思います。
小さなお子さんのお内装のリフォームで、夢の膨らむ可愛らしい柄が使いたいけれど10年先まで考えると子どもっぽ過ぎてしまうというような場合は、メインになる無地の壁紙の上に柄物のボーダー壁紙を帯のように貼れば、柄の占める割合で子どもっぽさを調節できるかもしれません。壁1面のみ、腰から下のみ柄物といった部分使いも同様です。組合せはいくつかに絞り、どの組合せが良いかお子さん自身に選んでもらえば良い思い出にもなりそうですね。小さなお子さんのお内装では、尖った部分を作らないための作り付け収納や、転んでも柔らかく傷も付きにくいコルクタイルの床、内装の温度上昇を抑える遮光性の高い開口部装飾の工夫など、安全面での配慮も一緒にご検討いただくのが良いかと思います。
参考画像:リリカラの製品カタログ「WALL DECO」より、"ミッフィー"シリーズ壁紙LY-18303、ボーダーLY-18300の施工例
- 想定条件
- 6畳1間の1室、天井とボーダー壁紙使用による壁紙の貼り替え
- 費用と工期
- 65000円~(約1日)