和式から洋式へのリフォーム
- 和式を洋式にリフォームしたいと考えています。小上がりのような段差が気になりますが、リフォームは可能でしょうか?
- 可能です。
小上がり部分のみコンクリート造の場合もあり、その際は工期が少し延びることが予想されますのでこの点にご留意下さい。トイレのリフォームの場合、工事中ご使用頂けないのでご不便をおかけしますが、トイレは1度リフォームしてしまえば耐用年数が長く老朽化の心配の少ない部分です。解錠と施錠をお願いできるお友達などがいらっしゃいましたら、ご旅行の際などに済ませてしまわれるのも1案かと存じます。新製品は節水·節電によりランニングコスト節約への貢献度が高く、リフォームによるメリットは大きく、ぜひリフォームされることをオススメします。
トイレの狭さを解消
- トイレが狭くて困っています。便器も古くなってきたのでリフォームを考えていますが、トイレを広くすることはできますか?
- 可能です。
トイレを広くするにはいくつか方法が考えられます。1つ目は、トイレと後の壁との距離をつめるコンパクトリモデル用トイレにリフォームする方法です。ただ、現在はエロンゲートという大きめの便座が主流のため、今お使いの便座のほうが小さいと、スペースが広くなったと感じられるかどうかは個人差のあることと思います。
2つ目は、タンクレストイレにリフォームする方法です。従来のトイレに比べ奥行きが10cm程度削減でき、便器背面のタンクがないので視覚的広がりはかなり期待できると考えます。ただし、タンクレストイレは便器本体の価格が高めで、排水管の位置を動かさなければいけない可能性も考えられるので、費用も上がることから2つ目の案としました。
このほか、トイレの外の事情から扉が内開きのため狭さを感じるようであれば引き戸にする方法で出入りは非常にスムーズになりますし、収納一体型のトイレにすれば、便器左右のデッドスペースにトイレ用品を格納でき狭小スペースを広く使うためご提案として効果的と考えます。大幅な拡張をご希望の場合には隣接する内装の一部分をトイレの一部とする方法がありますが、こちらは2つ目のご提案より格段に費用がかさむため、バリアフリー工事などの事情でない場合にはまず別の手段をご検討いただくのが宜しいかと思います。
参考画像:パナソニック電工よりタンクレストイレ"全自動お掃除トイレ_アラウーノ"の施工イメージ
アームレストのオプションもありますので、バリアフリーを考慮される場合には合わせてご確認下さい。