ダイニングとの位置関係
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- ダイニング一体スタイル
- ダイニングの1角に、キッチンを壁付けしたスタイルです。Ⅰ型あるいはA型/L型レイアウトとの組み合わせが想定され、作業者は基本的に壁側を向いて調理することになります。必要な機能をコンパクトにまとめられるため、小規模世帯向けのマンションなどでよく見られるタイプです。TOTOよりシステムキッチン"キュイジア"シリーズ、I型の施工イメージ
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- 間仕切りスタイル
- ダイニングの一角にキッチンを2列で配し、ダイニング側をカウンター仕様にしたスタイルです。作業スペースの配置はお好みですが、ダイニング一体タイプからのリフォームの場合、カウンター側に作業スペースを置くと配管移設が必要になるものと思われます。工事費を確認してから決めるようにしましょう。TOTOよりシステムキッチン"キュイジア"シリーズ、ハイ対面型の施工イメージ
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- オープンスタイル
- ダイニングの一角に、壁と平行にダイニング向きにキッチンを配したスタイルです。収納は壁側に設置するなどして作業スペース上はオープンにするため、視野が広く、非常に開放的です。スタイル自体のデザイン性が高いのも特徴的で、食を楽しむ方にオススメのタイプと考えます。パナソニック電工よりシステムキッチン"リビングステーション"LD20シリーズ、アイランドプランの施工イメージ
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- 完全独立スタイル
- キッチンが1つの内装として独立したスタイルです。作業に集中でき、料理が好きでじっくりやりたいという奥様にはもってこいです。子供が小さいうちは目を配りたいなどという場合には、写真のように火から離れた場所にサブの作業台を設け、親子でお菓子作りというのも楽しいですね。TOTOよりシステムキッチン"キュイジア"シリーズ、Ⅰ型(座ってラクラクプラン)の施工イメージ
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- 窓開きスタイル
- キッチンと隣接するダイニングの間が壁や戸棚で仕切られつつも、一部視界のひらけたスタイルです。ダイニングの様子をうかがうことができ、且つ、急な来客時丸見えということがありません。作業への集中と周囲への目配りのバランスを、作業スペースを壁側とダイニング側のどちらに設置するかによって調節することができます。INAXよりリフォームキッチン"i600(アイ600)"スタンダードシリーズの施工イメージ
作業スペースの取り方
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- Ⅰ型
- シンク・ワークトップ・クックトップを1列に配置するレイアウトです。狭いスペースにコンパクトに収まるので、ダイニングの1角をキッチンとして使用する場合などにオススメのレイアウトです。作業の導線が左右にのびるため、間口の広いキッチンでは動きが大きくなり効率的ではありません。INAXよりシステムキッチン"グランピアッセ"シリーズ、I型の施工イメージ
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- Ⅱ型
- シンク・ワークトップ・クックトップを2列に配置するレイアウトです。間に立って作業するこのレイアウトは、I型と比べると作業を前後の動きだけで完結できるため効率的で、収納力も格段にUPするため見た目にもスッキリした印象を作ることができます。パナソニック電工よりシステムキッチン"リビングステーション"SF30シリーズ、Ⅱ型シンク対面プランの施工イメージ
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- C型/U型
- シンク・ワークトップ・クックトップをコの字型に配置するレイアウトです。作業ツールに囲まれた状態となるため、無駄のない効率的な作業が可能です。INAXよりシステムキッチン"グランピアッセ リュクス"シリーズ、C型ゲート対面の施工イメージ
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- A型/L型
- シンク・ワークトップ・クックトップをL字型に配置するレイアウトです。Ⅱ型と比べると導線は短いのに背後に余裕が生まれ、同程度の面積を使っても、見た目の圧迫感も軽減されます。パナソニック電工よりシステムキッチン"リビングステーション"LD60シリーズ、L型フラット対面+ハイカウンタークラス壁付けプランの施工イメージ
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- アイランド型
- シンク・ワークトップ・クックトップの一部を島のように独立させて配置するレイアウトです。広いキッチンスペースを確保できることが前提になるものの、2世帯のような大規模世帯で1つのキッチンを使う場合など、複数名で作業できるのがポイントです。TOTOよりシステムキッチン"キュイジア"シリーズ、L型+フラット対面型(アイランド)の施工イメージ